海外の取引所でしか扱われていない仮想通貨どうなの?
海外の仮想通貨
2018年1月にはアメリカの大手機関による仮想通貨の格付けも発表されるなど、前年に続いて人々の関心の高さがうかがえます。
海外の取引所でのみ扱われている仮想通貨も多いですが、その価値は果たしてどうなのでしょう。普段はあまり取り上げられない海外の仮想通貨に目を向けてみましょう。
仮想通貨の種類は1,500以上もあるといわれています。そのうち日本国内の取引所に上場している仮想通貨は計14種類です。
売買できる仮想通貨の種類は取引所によって異なりますが、比較的メジャーなものは大抵の取引所で取り扱っています。実際に多くの人がこの14種類の中から将来性のありそうなものを選んで投資を行っています。
海外の取引所で扱われている仮想通貨
では海外の取引所で扱われている仮想通貨はどうでしょう。まず国内と大きく異なるのは、取り扱われる仮想通貨の数です。
国内ではせいぜい10種類前後ですが、海外では数十種類から100種類近くを取り扱う取引所もめずらしくありません。投資の選択肢が豊富である分、日本では掴めないチャンスが眠っている可能性もあるということです。
新規開拓に熱心な投資家の中には、海外で取引されている仮想通貨に注目している人も多くいます。また取引所によってはアルトコインを取引する場合に指し値注文ができる、手数料が安いなどといったメリットをもつところもあります。
ただし英語表記のサイトが多く、選択肢が多すぎて絞りづらいといったデメリットもあります。
そして特に注意しておきたいのが、質の良くない仮想通貨もたくさんあるということです。国内の取引所では上場に金融庁の許可が必要なため、取引可能な仮想通貨は比較的安全と思ってよいでしょう。
利用者もアカウントを作成する際に必ず本人確認を行う必要があります。しかし海外ではそうした制限がないところも多く、相場の治安も日本ほどよくないのが実情です。
取り扱われる仮想通貨の中には資金集めだけして開発が進められていないものやセキュリティに問題のあるもの、中には詐欺コインなどもあったりします。よく調べたうえで投資をしなければ、時間とお金を無駄に失くすことになってしまいます。
チャンスとリスクが国内以上に大きいのが海外の取引所で扱われている仮想通貨です。まだ人が目を付けていない仮想通貨も多く眠っていることでしょう。
すべての人にお薦めできるものではありませんが、そうしたチャンスへの先行投資に興味がある人は調べてみるといいかもしれません。