不安定な仮想通貨には分散投資がほぼ必須?その理由とは

不安定な仮想通貨には分散投資がほぼ必須?その理由とは

不安定な仮想通貨には分散投資がほぼ必須?その理由とは

 

仮想通貨の分散投資

 

投資を始めたばかりの人で、ひとつの仮想通貨に、資金を集中して注ぎ込んでいるという人をたまに見かけます。仮想通貨への投資では分散投資が必須であるとよくいわれるその理由について、考えてみましょう。

 

 

 

元々投資を行ううえで、分散投資は基本であると至るところで説明されてきました。理由は単純で、ひとつの銘柄に全予算を投資してしまうとその価格が暴落した時に大きな痛手となるためです。

 

 

 

複数の銘柄に分けて投資をしていればひとつやふたつ暴落が起きたとしても比較的軽傷で済む、というわけです。保有している全銘柄が一気に大暴落するということは確率上考えにくいでしょう。

 

 

 

仮想通貨への投資を行うときも、この分散というリスクヘッジは有効です。仮想通貨が他の金融商品と比べて明らかに異なるのは、市場がまだまだ不安定であるということです。

 

不安定な仮想通貨には分散投資がほぼ必須?その理由とは

 

日々の価格変動は激しいですし、それぞれの開発状況など先行きが見えないところも多いのです。仮想通貨はひとつひとつのコインが新興のベンチャー企業のようなものです。

 

 

 

事業がうまくいけば大きく利益を期待できる一方で、倒産の危険があることも頭に入れておかなければいけません。ある意味では他の投資以上に用心して臨むべきなのです。

 

 

 

リスクを承知の上であえてひとつの仮想通貨に賭ける、という人も中にはいます。そのような明確な意図がある場合はもちろんそれもひとつの手ではあります。

 

 

 

分散するより一極集中のほうがリターンも大きいことはいうまでもありません。しかしこれはより投機的なスタイルです。宝くじを買うくらいの気持ちでとらえることができるのであればよいですが、一般的な投資方法としてお薦めできるものではありません。

 

仮想通貨の保管場所

 

また可能であれば保有している仮想通貨の保管場所も分散しておくほうがいいでしょう。銀行口座を複数もっている人はいると思います。

 

 

 

日本円の貯金をそれらに分けておいたり、一定額をタンス預金にしておくなども分散管理のひとつです。仮想通貨に関しては今や大手取引所も絶対安全とはいえません。

 

 

 

ローカルのソフトウェアウォレットを使ったり、長期保管分があればハードウォレットに入れておくなど、分散しておくことをお薦めします。

 

 

 

投資を行う際は余剰資金で、分散投資を。この基本理念を、仮想通貨を扱う場合はあらためて強く意識しておいたほうがいいということです。投資用の予算をあらかじめ独立した銀行口座に入れておくというのもひとつの手でしょう。